愛媛県八幡浜市って?

魚とみかんの町「八幡浜」

八幡浜は、3方を山に囲まれた入り江になっており、瀬戸内海と太平洋を結ぶ宇和海に面しています。

西日本有数の漁獲高と新鮮さ・美味しさを誇る魚は、流通業、加工業及び小売業を発展させ、全国的に著名な「みかん」とともに、基幹産業として八幡浜を支えています。

エソ・ホタルジャコなどは、特産品の「じゃこ天」や「かまぼこ」などの水産加工品の原料となっています。

八幡浜では、藩政のころから、イワシ漁が盛んで、大正時代には1艘引き機船底びき漁(トロール)が始められました。その後、2艘になり、「水産八幡浜」を築き上げました。現在では、愛媛県内で唯一の沖合トロール漁船の基地になっています。

一方、魚種が豊富な宇和海の魚を獲るために、何隻もの船で船団を作り、大きな網で魚の群れを取り囲み、網を閉じて魚をとらえる「まき網漁業」も盛んです。最近では、マダイやブリ類(ハマチ)さらには、マハタなどの養殖も盛んになって来ています。

 

沖合トロール漁船

にぎわいをみせる

「どーや市場」

八幡浜名産「じゃこてん」


柑橘栽培に適した環境「愛媛県・八幡浜」

八幡浜市は愛媛県の西南部に位置し、九州に突出した45kmの長さを有する日本一の佐田岬半島の根元に位置します。
東部は大洲市、南部は西予市に隣接し、宇和海と瀬戸内海に囲まれた海岸部は典型的なリアス式海岸が続きます。地形は起伏の多い傾斜地が連なり、平野部は極めて少ない。土質は結晶片岩を母岩とする壌土・砂壌土が大部分を占めるほか、一部に秩父古成層・蛇紋岩・石灰岩の層も見られます。

日照量が多く、年間平均気温は17.3度・年間降水量1,540mmと自然条件に恵まれ、柑橘栽培に適した環境となっています。

愛媛県は、穏やかな内海に面した海岸部の柑橘地帯で「温州みかん」の産地として全国的に知られています。日本一の柑橘王国と名高い愛媛県内にあり、みかんの生産量は県内1位を誇っています。

八幡浜 道の駅「みなっと」について

八幡浜市には、他の地域に引けを取らない強みが数多く存在します。
全国的な知名度を誇るもの、最近認知されてきたもの、市民がその価値さえ気付いていないもの、さらには発掘すらされていないものもまだまだあるはずです。
有形物、無形物、人材、情報、すべてを含めて、地域の強みは紛れもなく私たちにとってかけがえのない宝です。
しかし、これらは市内の各所に散らばって存在し、一堂に会する場所がありませんでした。
このたび、四国の西の玄関である八幡浜港に、これまでにない規模の施設が誕生しました。八幡浜市では、この機会、この場所に、市内に存在する宝を集め、経済効果を生み出し、市民の誇りや愛着を育む拠点を創出するとともに、宝がもたらす恩恵を広く還流させたいと考えています。そのためには、宝に磨きをかけ、付加価値を与え、さらに新しいものへと進化させる仕組み、仕掛けが必要です。道の駅として良質なサービスを提供することはもちろん、市民としっかり手を携え、幾重にもコラボレートしながら、本事業を多彩に展開していきます。